将来の可能性を考えると

初めての就職の場合など、仕事を選ぶにおいて将来性の高い業種を選びたいと思うのは、普通ではないでしょうか。
自分の将来の仕事に期待が持てることは、仕事を続ける力になりますし、またやりがいにも繋がってきます。
どのような仕事に就きたいかと考えた時、その仕事をしている自分を想像すると良いといいます。
そうすることで具体的な目標を見つけやすく、やりたいと思えるかどうかが分かってきます。

仕事を選ぶ時、経験が少ない、または全くないとイメージだけが先行してしまいます。
そのため、実務に関わると現実と理想の間で混乱してしまうのです。
例えばエンジニアになりたい、と考えて勉強を始めるとしても、最初は基礎からですから問題は発生しません。
そして学校を卒業して就職活動を始める段階で、どの方向性を目指すと良いのか分からず、よく見聞きする職種に就くことを目標にしてしまいます。
もちろん人気の職種が悪いということではありません。
ただ、流れで職種を選ぶことは危険だと思います。
しっかりした考えを持って職種を選び、数十年先の働く自分を考えてみると、分かりやすいのではないでしょうか。

エンジニアの仕事も年々広がり、現在では医療現場でのエンジニアの活躍には驚くものがあります。
急に実用化が進んでいる介護ロボットなども、エンジニアの力によるものです。
介護ロボットはまだまだ始まったばかりであり、これからどのように変化、進化していくかはエンジニアの努力によると思います。
エンジニアで開発をしたいと思う人は、今あるものだけではなく、介護ロボットのようにこれからの需要が増えそうなもの、生活を大きく変える可能性のあるものを考えてみると良いかもしれません。